医療、福祉、健康、出産、育児すべてに安心できる町づくり
岩手県立遠野病院の活動
年間休むことなく24時間体制で市民の医療を守っている県立遠野病院。いま、遠野病院は医師不足の中で悲鳴を上げています。地域の医療を守るために私たちができること、それは、効率的で上手な医療受診の心がけです。
県立遠野病院は、地域基幹病院として市民の医療確保に欠かせない重要な役割を担っています。しかし、県内の医師不足による医師配置の再編の影響を受け、標榜する11診療科(専門外来含め16診療科)のうち常勤医師による診療は5診療科のみで、そのほかは他の病院から毎月限定する日に医師の派遣を受けながら診察対応し、医師不在となって休診した整形外科など、まさに医師不足は深刻な問題となっています。
遠野病院の一日を見ると、午前は外来患者の診察、午後は入院患者の回診、そして夜間は救急患者の受け入れなど、限られたスタッフの中で24時間フル稼働しています。
外来患者の多い午前診療は7時45分に繰り上げて診療開始したり、一人体制で奮闘する医師など、地域医療に掛ける決意と、責任感で、日々激務に接しています。
遠野病院では、全国に向けて先駆的な医療活動があります。
遠野病院の独自施策で院長が中心に実施している訪問診療事業では、貴田岡院長以下スタッフが昭和60年度から始まり、平成19年度まで行った訪問件数は、344回(延べ人数2,091人)移動走行距離11,344㎞とのこと。23年間の数字の重みを感じます。